しましま通信

自然農を楽しんでいます。自然農は生き方にも繋がる気がします。時々手作りや心の事も書いています。

本☆なんて素敵にジャパネスク

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ただ今ハマっているのは、こちらの本。

なんだか急に、中高生の時に読んでいた本を読みたくなりました。

表紙の絵が変わっていた!!

 

なんて素敵にジャパネスク

氷室冴子

 

どハマり!!

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子供のせいにする作戦と、子供のフリをした大人作戦の思い出と、ハーレクインロマンス気分

急にコバルト文庫読みたくなったわけですが、それは図書館のヤングコーナーにありました。

 

おばさんがそこに立っていると、なんだかハーレクインロマンスコーナーに立っているような、背中から変な汗が流れ落ちるのを、ツーーーーと、感じるような気がします。

 

これは、娘が借りてきてって言っていたんですよ。作戦。

ん?!何か思い出してきたぞ、、、

 

ほわわわわ〜ん。。。

それは私が27歳位の時でした。

 

派遣社員として、ある商店街にある会社に働きに行っていました。

そこで何故かわからないんですけど、食材を商店街で買うことになっていたようです。

とても曖昧な記憶。

 

その食材が、思いのほか高かった。

ここは!!私は子供作戦だっ!!

私は背が低くて童顔だったため、いつでも幼く見られていました。

今!!

ここで!!

この特性を活かす時が来た!!

 

私は満面の笑みで、にっこりにっこり。

お母さんに聞いてきますぅ!!

子供のフリをしてみた。

 

おばちゃんも、

はい、お母さんに聞いて来てね!ニコニコ。

 

果たして、この作戦は成功していたのか?

それともそのおばちゃんの家の夜のご飯のおかず?話として、

 

今日なあ、大人の女の子がきたんやけど、お母さんに聞いてみますって言うて帰って行ってん。

あれは、大人やと思うねんけどなあ!

アホや〜!!わはははは!

 

みたいな事になっていたのではないかと、想像されます。

 

今思い出しても、変な汗が出る変な作戦。

今なら、立派なおばさんになって、ちょっと考えますとか言って、ふつうにその場を立ち去れるのに。。。

反対に自分を追い詰めるような作戦に出たのは、若さゆえの見たのに買わないなんてどうしょう、あわわわわに対する力量のなさでしょうか。

 

若い時は、窮地?に陥った時の作戦は、反対に墓穴を掘ることが多かった。

 

ただ中高生の時に読んだ本を借りるという事です、ここまで昔の記憶が引きずり出されたのでなった。むむむ。

 

あらすじ

時代は平安時代

身分は高い家に生まれたおてんば娘の瑠璃姫。

その瑠璃姫は、幼い頃から親と離れて奈良の吉野で育った。

そこで吉野の君と言う、清らかな男の子と将来の結婚の約束をした。→契った。

 

しかし、その吉野の君は死んでしまったのだ。そうこうしているうちに、自分の母と祖母が亡くなり本宅に帰ってみると、新しいお母さんがもう住んでいた。

 

いっぺんに身内を失ったショックの後に、すぐに新しいお母さんが現れ、お父さんひいては男子に対しての不信感から、独身主義者に。

 

ある日、お父さんが無理矢理に瑠璃姫を結婚させるために、宴を開いてそのに招いた公達を瑠璃姫の寝所に手引きして、既成事実を作ろうとした。

 

親の部屋へ行ったところ、その話を立ち聞きした瑠璃姫は、弟の部屋に逃げる!

しかし、そこにお相手の公達が現れた!!

逃げようとしたところ、着物の裾を踏んづけられて、倒れてしまう。

 

倒れた向こうには、客間が!!

 

既成事実一直線!!

 

さて、どうなるのやら。。。。

まあ、兎にも角にも瑠璃姫は、筒井筒の高彬という青年と婚約するのですが、途中で謀反あり、遺言あり、なんやかんや事件があって、二人の結婚はどうなるのか!?

 

この高彬が、超かわいい!!!!

トキメクわーーー!!

 

やっぱり誠実で一途な人、素敵♡♡♡♡

 

 

 

しかし、、、よく考えたら高彬は、15とか16とかなのよね。

次男と同じくらい。。

それ、どうなの??

時々、すっっっとそんな考えがイタチのように走り去ります。

 

気にすんな!!

 

それはそれ、これはこれ。

大きな心の声で、自分に言い聞かせています。しかしながら、読んでいるうちにこの本を読んでいた時の自分に戻って行っていて、高彬〜〜!!!と、なってしまっております。

 

なんだか、ちょっと中高生だった時の自分の記憶もちと蘇ったりして来たりして。面白いです。

ちょっと女性ホルモン出る感じで、更年期に良いかもです。

あらすじなのに、こんなことまで書いちゃって!!嫌だわっ!!

 

ヨン様を愛したおばちゃん達

今なら理解できる、ヨン様を愛したおばちゃんたち。

浮気をしたいわけではない。

だけど、ときめきは欲しい。

しかし実物にときめいたところで、私は立派なおばちゃんである。

相手からのリアクションを考えるだけで、そら恐ろしい。

だから、一方的にブラウン管の向こうの人に、ときめいているのでありましょう。

 

人畜無害!!!

 

この本、図書館で借りてるけど、買っちゃおうかな!?

 

なんて素敵にジャパネスクは、親の本棚にあったものを読んだ子供が、ハマってたりするんだって。

高彬の純粋な心、真心って心打つんだろうねぇ。

 

なんて素敵にジャパネスクは漫画化、ドラマ化されてましたもんね。

でも、どちらも見たことないの。

あさきゆめみしって漫画と、なんて素敵にジャパネスクと、ざ・ちぇんじ!で、平安時代の知識を得た私。

古典の授業も、ここら辺絡めてくれたら面白いのになあ!

 

理科の中和も、石鹸受けを掃除する時にクエン酸スプレーしたら、急に綺麗になるっての見せたら、中和を実体験として脳に定着されられるのになーって思う。

中和を身をもって理解したのは、主婦になった時だった、、、。でも、テストには出ない!

 

なんのこっちゃ!?

おばさん炸裂のお話に、ようお付き合い下さいまして、誠に感謝感謝でございます。息子達が読んだら、身の毛もよだつ今回の話でした。ぺこり。