竹炭作りと妄想膨らむ竹炭生活☆石窯も作りたい
山の畑には、竹林がある。
竹林は、破竹の勢いで畑に迫って来るのである。
そして、冬は農閑期。
竹林のお世話をするのである。
青竹
竹炭を作るのに、青竹を切り出してみた。
枯れ竹にしなかった理由は、青竹をの方が切りやすかったから。
ぎこぎこと、節をまたがないように切る。
節をまたぐと、節と節の間の空気が加熱されると膨張して破裂するからだ。
蒸し焼きにしてる時に破裂してもらっては.困るのだ。
ナタで半分に割ってから焼く方が良いような気がするが、半分に割っているうちに私が飽きて来るような予感しかしないのである。
私はどちらかと言うと職人気質よりだが、職人気質の中では、テキトー派なのである。
職人気質テキトー派所属。
うふふ。それが、私よ。
みかん農家で見かけるオレンジ色の収穫カゴに、6本づつほどを束ねてくくったものを詰めて行く。
さてと、池の畑の勲炭作りの炉?(ブロックと煉瓦を丸く積み上げただけー)に持っていって、焼くかね。
よいしょっとな!
はぅっっ!
むちゃ重い。
いつも池の畑に持って行くのは、枯れ竹だったのだ。
青竹は、水分含んでるから重いんやなぁ〜、発見!発見!
と、頷きながら山を降りる。
竹酢液
さて竹炭が出来るかなの実験は、籾殻勲炭を作るついでに沢山の青竹を投入すると言う作戦であった。
勲炭の作り方
↓ ↓ ↓
燻炭作り ☆ 燻炭は畑のキャビアや〜〜!! - しましま通信
勲炭を作るにあたり、最初に焚き火をして籾殻の中に火種を残すようにする。
そこで半生?枯れかけの竹を焼いたなら、泡が出てきた。
こっ!これは、竹酢液では!?
貰う!貰う!
と、十得とか言う(確か)焚き火の時に使うスコップ状のもので受け止めて、それがバケツに入るようにしてみた。
とれたのは、小匙1/2もあったかどうか???
でも、ちょっと楽しかった。
自然なものを使って何かを加工すると、発見が多いなぁ。
竹を切り出すのも、時期があるとか。
11月から2月くらいまでの新月に切るのが一番竹が腐りにくいらしい。
新月になると重力が強くなって、竹の中の水分が下に降りるらしい。
竹を切ったときに、竹の中に水分が少ないのが切り出した竹の持ちを良くする。
今回は、新月には切ってない〜。
出来上がり
勲炭の仕上げに水をかける前に、大きい竹炭は取り出してみた。
すっかり冷やすために、水をかけた勲炭の上に竹炭を乗せて只今完全冷却中なのである。
さて、時は遡り竹炭を何故作りたくなったのか。
我が家には、大小の火鉢がある。
その小を(手炙りと言うそうな。昔の女性が冬な縫い物をするときに、手がかじかんでいるのを温めるための火鉢らしい)廊下に置いてみてヒートショック防止な!!と。
ん?
炭も自分で作ってみてもええやんかっ‼️‼️
天才!!
と、小躍りして竹炭造りを調べまくってのである。
この時点で、まだ竹炭は作っていなかった。
まずは家にあった勲炭作りのときに偶然できた炭と、枯れ木を燃やした草木灰を火鉢にセットして、火を起こした。
灰を庭に撒いてしまったけど、草木灰あるし灰を買わなくて、これまた天才じゃね!?と、悦に入っておりました。
着火‼️
良いぞ良いぞ。
備長炭のように、なかなか火が起こらないつていうへそ曲がり頑固もんではなく、揉み手をして迎えてくれる腰の低い人のように、炭には火がついた。
おお!廊下が暖かい!!!
と、
言うほどではなかった。
しかぁし、いつものように ヒートショックが起こりそうな温度差は無いぞ!!
成功や‼️‼️
し
か
し
そこには、落とし穴があったのである。
火鉢から立ち込める、焚き火臭。
うーん。
外での焚き火の香りは、良いよね。
でも、家の中では??
家が茅葺き屋根だったら、素敵だろうね。
焚き火臭さえも包み込んでくれそうさ。
臭い!!
暖かいのと、アイデアは良いけど
臭い〜〜‼️
と、一蹴されてしまったのである。
天才と思ったのに。
竹林の保全もしながら、サスティナブルに生活を!!!
って思っていたのに。
どうやら、草木灰が完全草木灰になっておらず、半生の焼け残りがありそれが燃えたと思われる。
しかし、家族の信用??は失い、再着火はあり得ない‼️‼️と、いった空気である。
むー。
むー。
むー。
そうは言うても、私の頭の中に竹炭焼きの知識が貯まっており、作ってみようよ!と、私の心をノックするのである。
ブルンブルンブルン‼️
🏍 🏍
私の心のバイクのエンジンが、かかってしもうたー!
もう作りたい気持ちは抑えられない‼️‼️
ええい!
竹炭でBBQするんや!
ホームセンターで売ってるのは、マングローブから出来てるとか。
そんで、マングローブが伐採されて自然が壊されていってるとか!?
それとも、マングローブは再生が早いんか!?
で、BBQの炭の地産地消や〜‼️‼️
そして、上の写真の竹炭が完成したのであります。
真剣な炭になると、叩くとカキンカキーン♬と、金属音のようなものが鳴ると思いますが、私の竹炭はカジュアル?なので、ぼこっがさっ!と、竹炭の中に在る維管束感を感じさせる音を鳴らしながら、ちょっと砕けそうになるのであった。
多分この感じでは、火付きは良いぞ。(サクイと言うの?脆い感じ。喜んで酸素を迎え入れてくれそうな感じ)
ヨシヨシ。
火持はそれほどでは無いとみた。
庭に石窯も欲しい。
木などを焼くと煙が出るけど、炭ならば出にくなり近所迷惑にはならないので、竹炭を作れれば石窯生活への道のりも短くなったと言えよう。ふむふむ。
石窯の為に、炭を沢山買うのもなんだかな〜と思っていたので、竹炭生活の恩恵の広がりを感じて瞳がキラキラしてしまうのであった。
(想像している時が、一番楽しいかも?)
楽しい!!!
青竹をを運んだときに、肩の筋がピキっと言った。
翌日は腕が筋肉痛。
竹炭作りで一番大変だったのは、山の畑から下山??(標高5〜10メートル?)であった。
道が狭い。
籠を持ってて足元が見えない。
滑落するのヤダー!!
竹炭は若いうちしか作れないか?!
ああー!遅くとも30代半ばに畑始めてたら、子供と共にエンジョイサバイバル生活出来てたかもなぁー。
30代では子育て必死すぎて、畑まで手が出なかったかな。
今から、楽しむー♬
今日も読んで下さってありがとうございました😊