しましま通信

自然農を楽しんでいます。自然農は生き方にも繋がる気がします。時々手作りや心の事も書いています。

スキンヘッドのイングランド人 ☆ オーストラリア・マグネティック島 人生の宝石

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昔、オーストラリアに 2週間ほど一人旅に行きました。

おおまかな予定を立てておいて、後は現地で宿を取ったりしました。

 

その旅の途中で、スキンヘッドのイングランド人と知り合いになりました。

その彼のことを今も時々思い出すのです。

 

写真はイギリスに因んで、フィッシュ&チップスを自宅で作ってみたもの。

新聞で包まれるので、それも真似てみました。お皿洗わんでええやーん♡

 

オポッサムとMOKEについての貼り付けた物が、ちゃんと表示できてなかったので、貼り付け直しました💦

いつも、うっかり八兵衛で申し訳ありません!!m(_ _)m

 

ケアンズにて

マグネティック島は、オーストラリアのケアンズから南に下り、タウンズビルという街からフェリーで20分ほどの所にある島です。

 

↓   ↓   ↓マグネティック島の事はコチラ

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貧乏旅行でしたけど、どこかリゾートを感じられる島に泊まりたかったのです。

残念ながら大体はリゾートアイランドで、ホテルは大変高かったのですが、このマグネティック島は庶民派だったのです。

 

ケアンズでダイビングをした後、このマグネティック島の宿を予約しようと思い、泊まっていたバックパッカーズのフロントに行き、地球の歩き方に乗っていたマグネティック島のバックパッカーズの名前を告げました。

 

やめとき!!

オーストラリア人が、あれは絶対に大阪弁に相当するような言い方で言いました。

 

あー!あー!あかん!あかん!

あそこは汚くて全然あかんわ!

私がええとこ教えてあげるから!

この宿にしとき!

 

私が大変不安そうな顔をしましたところ、私の手をぎゅっと握りしめてこう言いました。

 

ここは絶対に良い!

保証するから!!

 

ええい!

ままよ!

そう。ままよ。です。

ままよって、何?でも、その時の私は謎の言葉  ままよ  にかけるのとにしたのです。

 

そして私は、マグネティック島のフェリーへと乗り込んで行ったのであります。

 

そして宿は?

着きました。

今も残る記憶を紐解いてみました。

 

いくつも並んでいる三角屋根のバンガロー。

夕方になると、オレンジ色のライトが灯る。

緑の芝生。濃い青の植物たち。

その植物たちを、時折南国の風が揺す。

風が吹くたびに、植物の葉が暗闇をまといオレンジいろのライトの光を遮り、妖しい気持ちにさせます。

 

バンガローが途切れた所に、大きな屋根の下に沢山の人が集うバー。

その反対にプール沿いに歩いて行くと、バックパーッカー用のキッチン。

 

その小径には、オレンジのライト。

 

向こうには、ゴンドワナ大陸の時からあるような大きな丸い岩が重なり合い、海へと突き出している。

 

ああ!

凄い。南国リゾートだ。

気分は、トムクルーズが出ていた映画、カクテル  それに出てきそう!!

トムクルーズバハマって調べてちゃんと カクテル と出てくるなんて、何て賢いのでせうか!!)

 

出てきそう!

だけど!

庶民版!!

 

ケアンズのおばちゃん!!ありがとう!!

ままよ!!!にかけて良かった!

 

コテージにて

私はご飯作りの為にキッチンへと向かった。

時は日暮れ後。

記憶によると、私は食パンをもってキッチンへ。

そこに居たのは、ルームメイトのデンマーク人の女の子2人とスキンヘッドのイングランド人。

あ、このスキンヘッドの人は、明るい時にプールから私をじっと見ていた人だ。

 

さてと。

パンでも焼くかねぇ。

 

ぎゃーーー!!!!

 

不意に現れた、目のでかい生物!

我の食パンを奪い去りにけり!!

 

きやーーー!!

デンマーク人と共に合唱!

 

わなわなわなわなわな。

 

ど、どどどどど。どうしたら、ええんじゃ。

 

目のでかい生物→私の脳にはそういうインプットされている。

その名は!

オポッサム!!

↓   ↓   ↓  オポッサム

オポッサムはペットとして飼える?オポッサムの生態、性格、飼育方法を解説! | Petpedia

 

あら、、、目はでかくなかった。。。

南の島のフローネのメルクルを最近見たばっかりだから、脳みそが間違えてる??

 

怯える私達をよそに、イングランド人はチョイ受けしていたのであった。

 

ルームメイト

私の記憶によると、ルームメイトの構成は

 

その中のイングランド人は、何故か良く会うし、よくじっと見られていた。

スキンヘッドで、怖いはずなんだけど温かい目だった。

私が自転車を借りてサイクリングしていたら、テクテク歩いていたスキンヘッド男子。

他の人より何故か遭遇。

目が合うと、ニッコリ笑ってくる。

 

ある時、部屋でみんなで喋っていた。

その中で、何故か動物の餌やりの話になった。

すると、スキンヘッドのイングランド人が

「そう言えば、この間キッチンでオポッサムに餌あげてる人がいたな!笑」

と言って、私を見てきたのだ。

みんなで自分のベットに座って話していた。彼は、私の上のベット。

どすんと、下からベットを叩く!!

ゲラゲラ笑うイングランド人。

どうして、英語って大したことない話してなくても笑けてくるのか??

 

そうしているうちに、話題は自分の国についてに変わっていった。

韓国人の女の子が、韓国について話し出した。

 

「韓国は、ソウルオリンピックの為にインスタントに建物を建てて行っていた。そのせいで、ビルが壊れることが相次いでいる」

 

あー。ニュースで言うてたな。百貨店が崩れたりしてたなー。

時代を感じる。ソウルオリンピック

 

しかし!!

私は、変な汗を書き出した。

ヤバイぞ。この子の話が終わったら、次は日本や!!

日本の国をなんて説明する!?

え!?全然思い浮かばん!!

これは!!

この作戦しかない!!

 

私は本を読んでいるので、話しかけないで下さい作戦!

 

さりげなく!

素早く!

行動を移さないと、ヤバイぞぅ!!

 

かくして、作戦は成功。

そして時を経て、今の私も日本について説明せよと言われてもうまく出来そうに無い。

それこそ木の実を集めていた太古の昔のまま近視的に近くを見て生活しているのだなと、改めて思ったのであった。

家族を大切に育てて社会に送り出せば、社会が良くなるのでは?と思っているのだけれど。

 

このルームメイト達、デンマーク人は早くに出て行ってしまっけれど、他にメンバーが入ってきたとは思うんだけど、オリジナルメンバーで仲がよかった。

 

スコットランドの羊飼いさんが、moke

という乗り物を借りてきた。

↓   ↓   ↓ moke

✍.. Mini Moke. - MINI Wakayama Happy BLOG

みんなで、島を回ろう♬

 

Let's go!!

みんなで昼寝をしているコアラを見たり。私だけでは見に行かなかった所ばかり!

 

そして、最後の夜はみんなでパーティをしよう!!と、なった。

パーティというのは、まあ飲み会って感じ。

スキンヘッドさんは、パーティ大好き!毎日パーティ!そしてサッカーの試合を見に世界中にいくのさ!と言っていました。

 

彼、フーリガンなんかな?という思いがイタチのように駆け抜けました。

 

あまり英語の出来ない私、何故かカナダ人のアンマリーがみんなが言っていることを、また英語で説明してくれるという。。。翻訳こんにゃく欲しい。。

そして、私が話す英語の文の作り方と言うか、思考回路が日本人なので何か分かりづらいらしく、みんなが、

んーっと。。。

と、なってると韓国人のジーナが

あ!私分かる!

と、私の英語をみんながわかる英語に訳す。。。。翻訳こんにゃく欲しい。。

 

アジア人って思考回路似てるんだなー。もしくは儒教的なとこから分かり合えるのかしら!?

 

スキンヘッドのイングランド

スキンヘッドのイングランド人とは、それほど話していないけれど、不思議に心が通うような感覚があった。

最初にプールから私の事を見ていた時から。

 

今でも、彼のその時を思いましてしまう。何故だろう?

あんまり話さなくても、通じる感じ。

お互いにいい人なんだろうなって、感じてる?

ちょうど、その頃ソウルメイトって言葉が流行っていた。

私はその言葉を聞いた時に、彼の事を思い出した。

ソウルメイト、男女の仲ってのとは違う感じ。

 

私は英語が得意でなかったし、彼はシャイだった。

一回しか会ってないけど、ソウルメイトとかあるんかいな??

でも、思い出すんだよね。

20年間以上経っているけれど。

 

マグネティック島での時間は、人生の中での宝石の1つです。

 その中に、スキンヘッドのイングランド人。

もう会うことは無いだろうけど、彼を思い出すと温かい気持ちになってしまうのでありました。

 

長いのに読んでくださってありがとうございます!