師走の新月に竹を切る
竹を切るのならば、霜月か師走の新月に切るべし。
新月に切ってきましたー。
新月に竹を切る
新月に竹切ると、重力で植物の水分が根っこの方に行っているので、水分の少ない竹が切り出せるのだそうな。
水分が少ないと、腐りにくい。
つまり、長持ちする。
今年の春に山の畑を借りたんだけど、竹を切って支柱にするという話を実家でしたところ父が、
竹を切るなら、11月以降の成長期で無い方がええんやで。
と、言っていたのだ。
成長期に入る前に!!!
と、3月に必死こいで竹を切ったのを思い出す。
次男がアルバイトに来てくれたなあ。
なかなか竹を切る事ってないよね。
良い経験をさせてあげた。。。。?
父のその話を聞いて、更に調べてみると霜月、師走が良いとのこと。
山の畑の長老に竹を切る話をしたら、やはり新月の話になった。
そして、新月の日に山の畑に赴いた私。
長老派既に畑にきていた。
長老〜〜〜!!!
竹を切りにきましたー!!
今日は新月なんで〜!!!
と、叫んで我が畑へ。
山の畑は山道?を上がってきて、手前から
- 長老
- 90近いのに元気なおばさん→お婆さんでなくて、おばさんなのよ!!背筋ピーン!としてて!長老には影では化け物と言われているらしい。(ハッキリガール談)
- 舘ひろし
- 習字の先生の旦那さん
- ぴちぴちハッキリガール
↓ ↓ ↓
つるなしインゲンの収穫 ☆ ピチピチハッキリgirlのオススメ料理 - しましま通信
- 私
の順番で、私が1番奥です。
長老の所からわたしのところまでは、、、50メートル弱かな。
私が竹を切っていたら、長老がやってきて
栗の木の周り切るの手伝ったるわ。
と、手伝ってくれ出しました。
長老は78歳やったかな。
竹を何本も切っていくうちに、竹につまずいたり、枝に引っかかったりして、こけそうになるんよね。
私は何度もかけそうになって、グラグラしていたけれど、長老もそうだったんよね。
大丈夫かしらん?
そう思いながら、各々ギコギコと竹を切る。
萩原朔太郎の竹の、竹が生えるのでは無くて、竹、竹、竹を切る。
と切りまくる〜。
長老の畑の横の竹藪は東山魁夷の絵画ばりに、整えられているのだけど、私の畑は荒れ放題。
↑長老の畑の横の竹林
竹箒作り
竹の枝を麻紐で縛って箒?を作ってみました。
山の畑に登ってくる坂に落ち葉があると、滑るんよね。
ここの坂で滑るのだ。
坂の手前に、竹箒を設置しておきました。
私の長靴は滑るけど、長老の長靴は本気な長靴なので、滑らないらしい。
長老の長靴見せてもらったら、厨房で履くような感じの白で、底の突起が
本気だせ。
って言ってた。
本気と書いて、マジ とは読ませない本気感が漂ってた。
私の長靴は、長男と水溜りの中を歩いて楽しむように買った西友のものよ。
小さかった長男も、今では立派な予備校生。
さて、新月に切った竹、支柱などなどに加工していかねば。
枝はらいとか、中々に根気のいる仕事だす。
竹の枝は焚き付けや、霜焼け、モグラを通らせないための土に刺したりと、なかなか重宝なのであった。
里山には宝がいっぱいだわさ。
今日も読んでくださってありがとうございます!