お雛祭り☆ちらし寿司は一品にあらず本当は五品ですから!!
昨日は、お雛祭りでした。
今年は手の怪我で七段飾りは出さないことにしたので、隣のおじさんが焼いてくれたお雛様を玄関に飾っております。
誰かがしてくれるなら、こう言う催事はいいな♡と思うけど、自分がするとなると腰が重い〜。
で、私に合った催事開催の仕方をしてみました。
ちらし寿司の仕込みは2日かけて!
そう。
ちらし寿司は、品数にすると一品。
しかし!!
主婦的には、全然一品ではないのです!!
- 酢飯
- 人参の甘煮?
- 高野豆腐
- 椎茸の旨煮
- 錦糸卵
- かまぼこ、穴子→買ってきてカットするだけやけど!
今回は、具はこれだけ。
ちらし寿司はっ!!!
一品では無い!!
五品!!
だって、別々に5個作るんだよ。
五品にしてよぅ〜〜〜!!
お願いぃぃぃ〜!!
↑このお願いは、長男が甘える時にうるうるした目で訴える時の言い方。小さい時からこんな感じ。
まあ、五品ってことで良いですよね。
おほん!
五品作る、、、
それを聞いただけで、遠い目になってしまう。
そして思う。
誰か作ってくれへんかな。。。。
独身時代。
上げ膳据え膳だった時を、暫時懐かしむ。。。。
あんなスペシャルな事が、毎日だったなんて、、ね、、、。
そこで、ひな祭り当日の私の為に、分身の術で対応してみることにした。
そう、昨日の私に任せる。
いつもなら、任せる大作戦!!と、名を打つところだけど、そんな元気もない。。。ふぅ。。
かくして、私は根性を発動しないように慎重に動いた。
頑張ったら、次やりたくなくねるからかなっっ!!
自分に言い聞かせる。
前日のミッション
- 高野豆腐を炊く
- 人参を千切りしておく
- 椎茸は戻す
- 昆布は水につけとく
よしよし。
当日の朝のミッション
- 頭が寝ぼけているうちに、錦糸卵を焼いておく
- お米を洗って、お酒少々と水につけとく
1番の寝ぼけてるってのが、ミソ。
錦糸卵って超めんどくさい。
でも、好きっ!
低血圧の私は寝ぼけてる時は、
やだな〜。
と、思うことすら出来ない。
頭の中を文字にすると、、
ぼ〜〜〜〜。。。。。。。。。。。。。
。。。の中には、め。。。ん。。。。。
ど。。。く。。。。。。。さ。。。。。。。。い。。。。
と、言う言葉さえ入らないのだ。
ぼーっとした頭が回転するようになったその瞬間の私が、ハッとした!!
面倒くさい事は、ボケてるうちに!!!
かくして、ぼ〜〜〜っとしてる間に手が、のろのろと動いて、脳みそが呟く
何かしらんけど卵焼けてるでぇ。
どんだけ、ボケとんねん。
朝は小脳しか起きてないのか?
この間血圧測ったら、この歳なのに低かった。ふむ。高血圧で死ぬ事はないな。ふむ。
昼ごはん後のミッション
- 合わせ酢を作っておく
- 錦糸卵を切る
- 高野豆腐を切る
- 椎茸、人参を煮る
- お清しの出汁の昆布をつけておく
夕方のミッション
- おいおい!それは早くねえかい!?と、長屋のちょんまげを結った近所の旦那に肩を叩かれるのではないか?と、思われる時間にお米を炊く。
- お清汁の出汁をとる
この、1番大事なんよね。→ちょんまげが?
酢飯って、冷ます何時間がかかるんよね。
更に、ちらし寿司って実質五品だから、一品作る心持ちで作ると、意外に時間がかかって夕ご飯の時間が迫り、最後がやっつけ仕事になって、どうも宜しくないのよね。
食べた時に、やっつけ感と何とかなりました感の気が入ってる感じすんのよね。
多分、混ぜ方も全然違う。
やっつけ感は、王将のチャーハンみたいな感じで→店によって、バイトの子によって塩味とか変わってくるのよねー。
他方、今回のように早すぎる??という余裕を持って作ると、心の中にこう言う声が聞こえるのよね。
酢飯は、切るように。
ふわっと、美味しくなるように混ぜる。
それは、もうNHKのきょうの料理を担当している白い割烹着に身を包んだ板前さんが作るお寿司よ♡
しゃもじを握る私の中に、板前さんが宿ってたもんね。
NHKの残像を脳内に取り込んで、板前さんと二人羽織してるような???
映画のゴーストで、亡くなった彼氏と一緒にロクロを回してるような??→ワカイヒトニハ ワカラナイ? コンフィデンスマンJPノ プリンセスヘンデ ゴーストノ パロディーガ デテテ ワラッタ。www
こうして、作られた今回のちらし寿司は、
ババン‼️
大好評‼️‼️
やったね!!
丁寧に作るって、気分良い〜!!
私の心も満たされました♡
ケーキまで作ってみた
今回はお雛様を出さない代わりに、ケーキも焼いてみた。
図書館でケーキとパンの本を借りてきた中に作ってみたい物があったのだ。
栗原はるみさんの昔の本。
スポンジケーキに、ホワイトチョコに牛乳少々入れた物を、スポンジケーキに垂らして苺を飾る。
家に、苺チョコがあったのでそれを使うぞう!!
やる気、あるように見えるよね。読み取れるよね。
いや、実はやる気は無い。
こう思ってる。
誰か作ってくれへんかな〜。。。
そやけど!!
季節感欲しいやんっ!!
イベント感欲しいやん!!
んー。分かったよぅ。も〜。んー。
しぶしぶ。
高校受験の時期で、高校に登校禁止になっている次男が
昼ご飯出来たよー!!
って言うのに降りてこないなぁ。
んー。
待ってる間に、材料計量しとく?
やる為のトリガー。
昼ごはんを食べ終わったら、すかさずオーブンを予熱。
もう、やるしか無いな。。。
こうして出来たケーキ。
スポンジケーキは、早めに焼く。
ラップをして焼き上がりの湯気として出ようとする水分を、スポンジに戻す。
しっとり感の為に、早めに焼くのだ。
末娘ちゃんが学校から帰ってきて、目の隅っこでスポンジケーキの存在を確認しておった。
苺チョコをかけるねん♬
に、テンションが上がる末娘ちゃん。
そのテンションに気分を持ち上げてもらって、チョコを溶かして、牛乳投入。
むむ!?
チョコの色が濃くなったような?
そこに冷凍苺を入れると、、、
アメーリカーン!!
アメリカンな色になってもたっ!!
ドぎつっ!!
ジェリービーンズみたいな発色に。
少し紫色を帯びているのが、日本人の遺伝子に警戒警報を発動させてしまう。
末娘ちゃんと、レシピではホワイトチョコやったから、これはやっぱりホワイトチョコ向きか!?
と、言うことになった。
更に今回のイチゴは、去年畑でとれたイチゴに砂糖をまぶして冷凍していたもの。
私の好きな人生フルーツという津端夫妻の映画で、この苺でケーキを作ってるのを見て、採用。
その苺が溶けて、赤い色素を出すので余計に色が濃くなったー!!
断面はこんな感じ。
丸型は、洗うの面倒くさいのでテフロン加工のスクエアー型で焼きました。
普通のケーキよりも、少ない生地で少し薄いので、間にクリーム挟んだりしなくてOK。
お味はグー!!
次男には、甘すぎたみたい。
甘すぎの原因は、レシピよりもチョコを10g多くしたのと、イチゴの周りに砂糖がまぶしてあったので、甘さがキツかったみたい。
スポンジケーキの砂糖を減らすと、膨らみが悪くなるしなぁ。
チョコ控えめにするか、フレッシュな苺で作る。
この苺を使うなら、生クリームの方が良いね。チョコ甘いし。
初めて自家製冷凍苺使いました。
家族の感想は、食感など悪くなかったです。
普通の苺とは別物。
歯応えはほぼゼロ。
しかし苺の周りの砂糖がサクッとしてる。苺はトロッ。
長男は、苺を煮て砂糖コーディングしたのかな?と思ったみたい。
苺の味はある。
酸味は無い。
甘味が強くなってる。
今回頑張ったのは、娘ちゃんを大切にすると言うプロジェクト!
女の子の催しやしね。
ケーキと一緒に写ってる桜草は、白い(ボーイズ)中に紅一点として生まれてきてくれて、ありがとうの気持ちを込めたのよーと、娘ちゃんに語った。
今回、ひな祭りを楽しく演出したきっかけは、久しぶりに人生フルーツって言う映画見た事。
そしたら、津端さんの本を読みたくなった。
本の中には、季節折々の豊かな食卓!
読み終わった時には、物凄く楽しい気持ちに。
豊かな食卓は、誰もやってくれない。
私がするか、しないか。
誰かやってくれへんかな、、の私は根性を発動せずにちょこちょこ分散した動く。
豊かな食卓は家族の思い出になる。
そして、私の心も満たされる。
家族の一年のアクセントにもなる。
何より、幸せ!!
末娘ちゃんが、お寿司を何杯もお代わりをする。
長男が、もぐもぐ食べて、お清を飲んで
ん〜。と、何回も言う。
次男が、うん。
と言う。
(主人は今日は居ない。写真送っといた!笑)
その姿を見て、丁寧に作れて良かったなって思う。
最高!!
今日も読んでくださってありがとうございます!!